こんにちは。
秋の気配が感じられるようになってきましたね。季節の変わり目は、私たちの肌にも大きな影響を与えます。今回は、これから増えてくる乾燥肌について、その原因と対策をお伝えします。

秋になると乾燥肌に悩む方が増えてきます。その主な原因は以下の3つです。

夏の紫外線ダメージ
夏の強い紫外線を浴びることで、肌のバリア機能が低下しています。

気温と湿度の低下
秋になると気温と湿度が急激に下がり、肌の水分が奪われやすくなります。

皮脂分泌量の減少
気温の低下に伴い、皮脂の分泌量も減少します。皮脂は肌の保湿に重要な役割を果たしているため、その減少は乾燥につながります。

乾燥肌になると、以下のような症状が現れることがあります。

・肌のカサつき
・かゆみ
・赤み
・肌荒れ
・小じわの増加

これらの症状は、単に見た目の問題だけでなく、肌の健康にも影響を与えます。乾燥によって肌のバリア機能が低下すると、外部からの刺激に敏感になり、様々な肌トラブルを引き起こす可能性があります。

乾燥肌を予防・改善するためには、以下のポイントに注意しましょう。

・しっかり保湿

化粧水や乳液を使って、肌表面の角層をしっかりうるおわせることが大切です。特に乾燥が気になる部分には、化粧水をたっぷり含ませたコットンパックを5分ほど行うと効果的です。

・洗顔方法の見直し

洗顔料は肌に優しいものを選び、ぬるま湯で洗うようにしましょう。熱いお湯で洗うと必要な皮脂まで取り過ぎてしまい、乾燥の原因になります。

・室内の湿度管理

加湿器を使用するなどして、室内の湿度を50~60%に保つよう心がけましょう。特に暖房を使用する際は注意が必要です。

・十分な睡眠と栄養バランスの良い食事

良質な睡眠を取り、バランスの良い食事を心がけることで、肌の健康を内側からサポートします[4]。

乾燥肌は適切なケアを行うことで、十分に予防・改善が可能です。しかし、症状が長引いたり、悪化したりする場合は、皮膚科専門医への相談をおすすめします。

当クリニックでは、患者様一人ひとりの肌状態に合わせた適切なアドバイスと治療を提供しています。乾燥肌でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

これからの季節、みなさまの肌が健やかでうるおいに満ちていますように。

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