Bスポット治療(EAT)
Bスポットとは
Bスポットとは、鼻の奥にある喉の最も上の部分である鼻咽腔のことを言います。
この場所には、扁桃の一種であるアデノイドが存在します。
ここでは、鼻から吸った空気中にあるホコリやウィルス・細菌の影響を受けることが多く、たびたび炎症を起こしています。
Bスポットが長期間炎症を起こすことで、痛みや不快感で自律神経失調症や心身症になることもあります。
この部分を、塩化亜鉛という消炎剤で擦過する治療が、Bスポット治療です。
方法
両鼻から鼻の中をクリーニングした後、塩化亜鉛液がついた綿棒を鼻から入れて、鼻の奥を少しこすります。
口の中からも塩化亜鉛液がついた綿棒を入れて、同部位をこすります。
こすった綿棒に少量の血がついていると、上咽頭に炎症があるとわかります。
血がついている間は治療継続をし、炎症が治まるまで(血がつかなくなるまで)継続します。
対象
● 風邪の初期症状:風邪のひきはじめは上咽頭の炎症が主です。感冒初期に本治療のみで治療できる場合もあります。
● 後鼻漏:上咽頭に鼻水がたまり、喉におちてくる症状のことです。上咽頭炎でも起こりますし、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎で起こる場合もあります。
● 自律神経失調症や心身症
● 関節リウマチ
● 腎炎
● 掌蹠膿疱症
● 頭痛を伴う肩こり
● 関節炎に伴う慢性疼痛
Bスポット治療は様々な疾患が対象となります。
Bスポット治療のみで治療が出来る場合と、他の治療法を併用した方が良い場合とあります。
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