2025.04.21 「心と体のコンディション」

日々の忙しさの中で、自分自身を整える時間を持つことは、つい後回しになりがちです。けれども、私たち医療従事者にとって、心と体のコンディションは、そのまま患者様への対応力に直結します。今朝の朝礼では、スティーブン・R・コヴィー氏の著書『7つの習慣』から第7の習慣「刃を研ぐ」について、看護師からの共有がありました。

「刃を研ぐ」とは、自分という道具を磨き続けることを意味します。具体的には、心と体、知識、人間関係という4つの側面をバランスよく整えることで、継続的に高いパフォーマンスを発揮できる状態を保つという考え方です。日々多くの患者様と向き合い、体力的にも精神的にも負荷のかかる私たちにとって、この考え方は非常に重要です。

報告の中では、十分な睡眠や栄養バランスの取れた食事、好きな音楽を聴いたりお風呂でリラックスすることも、立派な「刃を研ぐ」行動であると語られました。さらに、看護の知識を改めて学び直すことや、仲間との前向きなコミュニケーションも大切にすべき要素とされていました。

「患者様のために」という想いが強いからこそ、自分のことは後回しにしてしまいがちです。しかし、自分を整えることこそが、より質の高い看護や医療サービスにつながるというメッセージは、私たち全員の心に深く響きました。

今日も健康な心と身体で、自分らしく前向きに働いていきましょう。「刃を研ぐ」習慣は、日々の積み重ねの中にあります。

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