2025.04.18 「患者様との信頼関係の上に成り立つもの」

私たちの朝礼では、日々の業務をより良くするために「7つの習慣」の実践を大切にしています。本日はその中でも第4の習慣、「Win-Winを考える」についてお話ししました。この習慣は、自分も相手も満足できる結果を追求するという考え方であり、医療現場において特に重要な視点です。

医療は、単なるサービス提供ではなく、患者様との信頼関係の上に成り立つものです。日々の診療の中で、患者様が不安を抱えながら要望を伝えてくださる場面があります。その背景にあるお気持ちやご事情にしっかりと耳を傾け、私たちができることを丁寧に提案することで、双方が納得できる対応につながります。これはまさに「Win-Win」の姿勢であり、患者様にとっても、スタッフにとっても、心地よい関係性を築く基盤になります。

また、スタッフ間においても「Win-Win」の考え方は不可欠です。私たちの現場は常に多忙であり、助け合いや声かけ一つひとつが職場全体の雰囲気を左右します。誰かが困っているときに自然と手を差し伸べられる環境は、お互いの信頼を高め、より働きやすい職場づくりにつながります。

「Win-Win」を意識することは、ただ単にお互いに譲歩することではありません。お互いの立場や目標を尊重しながら、最善の方法を一緒に見つけていくという能動的な姿勢です。これは医療の質を高めるだけでなく、職場の一体感ややりがいの向上にも直結します。

今日も私たちは、「思いやりの心」を持ち、患者様にもスタッフ同士にもWin-Winの関係を築けるよう、一日をスタートしました。小さな心がけの積み重ねが、やがて大きな信頼と成果へとつながっていくことを信じて、今後もこの習慣を実践してまいります。

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