2025.04.16 「日々の業務に夢と目的を見つける」

有明みんなクリニックでは、朝礼の中で「7つの習慣」を学び、実践する時間を設けています。4月17日の朝礼では、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」について、スタッフの一人が心のこもった発表を行いました。

この習慣は、自分の人生のゴールやありたい姿を明確にし、そこから逆算して日々の行動を選択するという考え方です。発表者は、忙しい毎日を過ごす中で、あらためて「自分の夢は何だろう」と立ち止まって考える機会になったと話してくれました。医療事務として働く彼女は、ふとした瞬間に気づいた自分の思いをこう語ります。「私は患者様に安心と笑顔を届けられる存在になりたい」。それは、特別に大きな夢ではないかもしれないけれど、日々の小さな行動、たとえば不安そうな表情を見逃さずに声をかけたり、丁寧な対応を心がけたりすることによって、確実に近づける夢であると。

この習慣を実践することで、目の前の業務がただの作業ではなく、自分の使命や生き方とつながったものとして意味を持つようになります。「終わりを思い描くこと」を意識することで、迷った時や忙しさに追われた時でも、自分の軸がぶれずに行動できる。そんな信念が、チーム全体にも静かに広がっていくような時間でした。

私たちは「笑顔で安心して出産や子育てができる社会をつくる」ことをミッションに掲げています。そのためには、スタッフ一人ひとりが自分の夢と日々の業務を重ね合わせ、心からの思いやりを持って行動することが大切です。今回の発表は、その原点を改めて思い出させてくれる大切な気づきとなりました。

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