2024.12.01 「影響の輪」

「主体的である」とは、自分の行動や態度を自ら選び取る力を持つことです。岡崎さんは、次のように説明していました。
日々の業務の中で、私たちはコントロールできることとできないことに直面します。主体的な人は、できないことに気を取られず、コントロールできることに意識を向けて行動します。例えば、忙しい業務中に予想外のトラブルが起きた際、他人や状況のせいにするのではなく、自分ができることを考え、次に繋げる行動をとります。

業務にどう活かすか?

主体的であることは、日常業務の中で信頼関係を築き、良い影響を職場全体に広げる力を持っています。岡崎さんは次のようなアドバイスを紹介しました。
• 自分が影響を与えられる範囲、いわゆる「影響の輪」に集中する。

• 忙しい中でも、今できる最善のことを考え、小さな改善を積み重ねる。
• 外部の状況に流されず、自分の価値観や目的に基づいて行動する。

例えば、看護師として患者さんの態度や行動に左右されるのではなく、どうすれば最善のケアを提供できるかを考えることが主体性の実践です。

主体的であることがもたらす成果

主体性を持つことは、個人だけでなく職場全体にポジティブな影響を与えます。チーム全体が「主体的な行動」を意識すれば、予測できない事態にも柔軟に対応できる職場環境を作り出せるでしょう。

主体性は日々の小さな行動から育まれます。忙しい業務の中でも、自分が選び取る行動や言葉を意識することから始めましょう。そして、それが周囲との信頼関係を強め、働く環境全体をより良くする原動力となります。

今日からできる小さな一歩を、ぜひ意識してみてください。

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