2025.10.10 「信頼が良好な人間関係を築く」

本日の朝礼では、「7つの習慣」の最終章である“まず理解に徹し、そして理解される”というテーマについて発表が行われました。この習慣は、信頼関係を築く上で最も重要な基本姿勢を教えてくれるものであり、相手の話をしっかりと聞き、心から理解することの大切さを示しています。

私たちは日常業務の中で自分の意見を先に伝えようとすることが多いが、その前に相手の考えや気持ちを受け止める姿勢が欠かせないという点が強調されました。人は自分を理解してくれる相手にこそ心を開き、その結果として円滑なコミュニケーションと協力が生まれます。医療現場でも、患者様やご家族の思いを傾聴し、まず理解に努めることで本当に必要とされるサポートが見えてきます。スタッフ同士においても、意見が異なる場面ほど「理解に徹する」ことが信頼と尊重の土台となり、チームの結束を強めます。発表者はまた、相手の話を最後まで遮らずに聞く姿勢や、言葉だけでなく表情や声のトーンなど非言語的な部分にも注意を向けることの重要性にも触れました。このような“聴く力”が育まれることで、互いに安心して意見を交換できる職場環境が生まれます。

最後に、今日一日は“聞く姿勢”を意識して行動しようという呼びかけがあり、朝礼の場が穏やかな空気に包まれました。理解することから信頼が生まれ、信頼が良好な人間関係を築き、そしてそれがより良い医療サービスへとつながっていく――この言葉が、スタッフ一人ひとりの胸に深く響く時間となりました。

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