2025.10.05 「緊急ではないけれど重要な行動」

本日の朝礼では、「7つの習慣」の第3の習慣である「最優先事項を優先する」について発表が行われました。私たちは日々、患者様の対応や処置、書類業務など多くのタスクに追われています。その中で本当に大切なのは、今この瞬間に何を優先すべきかを自ら判断する力だということを改めて確認しました。看護師として指示出しや手技を丁寧に行うことはもちろん重要ですが、それと同じくらい、患者様の不安に寄り添う一言や、スタッフ同士が声を掛け合い支え合う時間も欠かせません。

これらは緊急ではないけれど重要な行動であり、チームの信頼関係や職場の安心感を育む源になります。忙しさの中では、どうしても目の前の急ぎのことばかりに反応してしまいがちです。しかし、あえて立ち止まり、自分が今最も価値を生み出せる行動を選ぶことこそが「最優先事項を優先する」という習慣の本質です。自分の時間と行動を主体的にコントロールする意識を持つことで、仕事の質も人間関係の質も高まり、結果として患者様により良い医療と安心を届けることができます。この考え方を日々の業務に活かしながら、私たちは忙しさに流されず、本当に大切なことに焦点を当てて行動していきたいと思います。今日一日も、思いやりの心と笑顔、自信を持って、家族のように温かい医療を届けられるように取り組んでいきます。

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