2025.07.15 「目指す看護師像をイメージする」

終わりを思い描くことから始める 〜看護の現場で実践する「7つの習慣」〜

私たち医療法人モルゲンロートでは、朝礼の中で「7つの習慣」を取り上げ、日々の業務にどう活かせるかをチームで考えています。先日の朝礼では、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」について、看護師の立場から実践報告がありました。

「終わりを思い描く」とは、自分の人生や仕事において、最終的にどうありたいのかを明確にし、そのゴールから逆算して日々の行動を選んでいく考え方です。看護の現場では、忙しさに追われて業務を“こなす”ことが目的になってしまいがちですが、この習慣はそのような日常に立ち止まるきっかけを与えてくれます。

報告者の看護師は、自身のゴールを「患者さんが“ここに来てよかった”と思えるような対応をすること」と定め、その意識を日々の声かけや表情、対応の仕方に反映させていると語ってくれました。また、目指す看護師像をイメージすることで、自分が今やるべきことがより明確になり、仕事へのやりがいや成長にもつながっているといいます。

このように、理想のゴールを明確に持つことで、日々の行動が意味あるものになり、患者さんにとってもスタッフにとっても、よりよい医療環境を築くことができるのです。忙しい現場だからこそ、心に余白を持ち、自分の価値観や目指す姿に立ち返る習慣が大切だと改めて感じさせられました。

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