2025.07.05 「業務に追われない働き方とは」

本日の朝礼では、スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』の中から、第3の習慣「最優先事項を優先する」についてスタッフが発表を行いました。この習慣は、日々の業務の中で何が最も重要で、自分たちが本当に注力すべきことは何かを見極め、それに優先的に取り組む姿勢を養うためのものです。

医療現場では、緊急の対応や予期せぬ出来事が日常的に発生しがちです。その中でも、私たちが患者様に提供すべき本質的な価値、つまり「安心」「丁寧な説明」「信頼される対応」といった基本がなおざりにならないよう、重要なことを見失わない意識が大切です。今回の発表では、例えば施術後の次回予約案内や経過確認の声かけといった、一見すると小さな業務でも、リピート率や患者満足度に大きく影響する「重要だが緊急ではない行動」に該当するという気づきが共有されました。

また、日々のルーチンに追われるのではなく、時間を自らマネジメントすることで、スタッフ一人ひとりが主体的に動けるようになるという意識づけも行われました。最優先事項に集中することは、単に効率を上げるためではなく、自分たちの働き方を主体的にデザインするための基本でもあります。

このように「7つの習慣」の実践を通じて、業務の優先順位を見直し、より良いサービス提供と働きやすさの両立を目指していきます。今後も朝礼を通じて、考え方と行動の質を高めてまいります。

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