2025.05.12 「違いがチームを強くする」
今朝の朝礼では、7つの習慣の中から「第6の習慣 シナジーを創り出す」について、医療事務の視点からとても印象的なお話がありました。「シナジー」とは、単なる協力ではなく、お互いの違いを認め合い、尊重し合うことで生まれる相乗効果のこと。まさに私たちが日々行っているチーム医療の本質です。

医療事務の仕事は、受付、会計、電話対応、レセプト業務など、患者様と最初に接し、最後まで見送る、いわば「クリニックの顔」としての大切な役割を担っています。しかし、患者様がそれぞれ異なるように、スタッフ一人ひとりも異なる考え方ややり方を持っています。ときにはその違いが戸惑いを生むこともありますが、今日の発表では、そうした違いを否定するのではなく、「違うからこそ、できることがある」と捉えることの大切さが語られました。
看護師が現場で感じ取る患者様の気持ちは、貴重な情報源です。それを医療事務が丁寧な言葉で伝えることで、安心を届けることができます。違いを乗り越えて力を合わせることで、患者様にとって「安心できるクリニック」が実現します。お互いの強みを生かし、弱みを補い合う関係性こそが、本当のチームワークであり、シナジーの力です。
私たちは、日々の業務の中で無意識にそれを体現していますが、改めてこの考え方を意識することで、より深く連携し、より良い医療を提供していくことができるはずです。違いを恐れず、尊重し合いながら、これからも一歩ずつ「笑顔で安心して出産や子育てができる社会」の実現に向けて、チーム一丸となって取り組んでまいります。