2025.03.30 「日々の忙しさに流されないために」

日々の仕事や育児、家庭の用事に追われる中で、私たちは多くの「やるべきこと」や「頼まれごと」に囲まれて暮らしています。しかし、そのすべてに対応し続けていると、本当に大切なことに時間を使えなくなってしまう——そんな気づきを与えてくれるのが、「7つの習慣」における第3の習慣「最優先事項を優先する」です。

この習慣が教えてくれるのは、ただの「時間管理」ではありません。自分にとって本当に重要なことは何かを見極め、それを意識的にスケジュールに組み込み、行動に移すことです。たとえば、自分の成長につながる勉強の時間、信頼関係を築くための家族との時間、チームとしての目標に向けた改善提案などは、どれも「緊急ではないけれど重要なこと」です。こうしたことは、意識して取り組まなければ、日々の忙しさに埋もれてしまいがちです。

忙しさに流されるのではなく、自分の価値観やビジョンに基づいて行動を選び取る。これは一見すると難しいことのように思えますが、日々のちょっとした習慣の積み重ねが、その実現につながります。朝、1日の予定を立てる時に「これは自分にとって本当に重要なことか?」と問いかけてみるだけでも、大きな違いを生み出します。

今日も、目の前の業務に追われるだけでなく、自分にとって最も大切なことにしっかり時間を使う。そんな意識をもって過ごしていきたいものです。

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