2025.03.27 「自分自身をリセットする時間」
日々の業務に追われる中で、つい自分自身のケアを後回しにしてしまうことはありませんか?今回は、スタッフ朝礼で共有された「7つの習慣」の中の第7の習慣「刃を研ぐ」についてご紹介します。
「刃を研ぐ」とは、自分自身の心や体、知性、人間関係といった4つの側面をバランスよくリフレッシュし整えることを意味します。切れ味の悪くなったノコギリで木を切り続けても作業効率は落ちてしまいますが、それと同じように、私たちも整えられていない状態では本来の力を発揮できません。だからこそ、意識して自分自身をリセットする時間を取ることが、仕事の質の向上にもつながっていくのです。

たとえば、身体の面では水分や栄養を意識し、健康的な生活習慣を心がけることが基本です。精神面では、自分の価値観を見直したり、心が落ち着く時間を持つことでストレスを和らげることができます。知性の面では、本を読んだり学び続けることで、可能性を広げることができます。そして人間関係では、家族や仲間との信頼関係を深めることが、心の支えとなります。
私たち医療従事者は、人の心と身体に寄り添う役割を担っています。そのためには、まず自分自身が整っていることが大切です。自分を労り、日々の生活の中でほんの少しでも“自分を研ぐ”時間を取ることが、患者さんや周囲の人々へよりよいケアやサービスを提供するための原動力になるのです。
忙しい毎日だからこそ、自分の「刃」を丁寧に研ぎながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。