2025.03.23 「患者様に安心していただくため」
日々の業務の中で、私たちは多くの選択をしています。忙しい診療の合間に患者様からの問い合わせが入ることもあれば、急な対応を求められることもあります。そんなとき、どのように行動するかによって、その後の結果が大きく変わってきます。本日の朝礼では、「7つの習慣」の第一の習慣である「主体的である」について学びました。

主体的であるということは、単に率先して行動するという意味ではありません。むしろ、自分の選択に責任を持ち、感情や外部の環境に左右されずに最適な行動をとることを指します。例えば、業務が立て込んでいると「時間がないから仕方ない」と考えがちですが、それは本当に避けられないことでしょうか。時間をどう使うか、何を優先するかは、自分自身で決められることです。また、患者様から厳しい言葉をかけられた際に、感情的に反応するのではなく、冷静に受け止め、より良い対応を選択することも、主体的な行動の一つです。
さらに、職場で問題が発生した際に、「誰が悪いのか」と責任を追及するのではなく、「どうすれば解決できるか」に意識を向けることが大切です。問題を前向きに捉え、改善策を考え、自ら実行に移すことができれば、組織全体の成長にもつながります。
私たちは、患者様に安心していただくために働いています。そのためにも、日々の業務の中で主体的に考え、最良の選択をする意識を持ち続けることが重要です。自分の行動は自分で選ぶことができる。その意識を高めることで、より良い職場環境をつくり、患者様へのより良い医療提供につなげていきましょう。