2025.03.21 「今できる最善の対応は何か?」
私たちのクリニックでは、スタッフ一人ひとりが主体的に行動することを大切にしています。その考え方の指針として「7つの習慣」を取り入れており、今回はその第一の習慣である「主体的である」について朝礼で共有しました。

「主体的である」とは、自分の行動や選択に責任を持ち、積極的に取り組む姿勢のことを指します。日々の看護業務においても、この姿勢が非常に重要です。例えば、患者さんへの対応の際、単に「忙しいから後回しにしよう」と考えるのではなく、「今できる最善の対応は何か?」と考え、自ら行動を起こすことが求められます。その積み重ねが、より質の高い医療サービスへとつながっていくのです。
また、主体的に動くことはチームワークの向上にもつながります。指示を待つだけではなく、必要な準備や対応を先回りして行うことで、業務がスムーズに進み、結果として患者さんへの負担も軽減されます。私たちのクリニックは、患者さんやそのご家族が安心して受診できる環境を提供することを使命としています。そのためには、環境や他人の行動に左右されるのではなく、自分自身でできることを考え、率先して行動することが不可欠です。
実際に、チームの中でも主体的に行動しているスタッフがいると、職場全体の雰囲気が明るくなり、協力し合う意識が高まります。今回の朝礼では、現在体調を崩しているスタッフをサポートするために、それぞれがどのように行動すべきかを考える機会も生まれました。こうした主体的な姿勢が、患者さんへのより良いケアにつながるのです。
私たちはこれからも、主体性を持って業務に取り組み、患者さんにとってより良い医療環境を提供できるよう努めていきます。