2025.02.26 「患者さんとの信頼関係」

私たちのクリニックでは、毎朝の朝礼で「7つの習慣」の学びを共有し、業務改善に活かす取り組みを行っています。今回は、第3の習慣「最優先事項を優先する」についての発表がありました。この習慣は、重要なことに集中し、時間を効果的に使うことの大切さを説いています。

私たちの職場では、日々多くの業務に追われていますが、本当に大切なことに十分な時間を使えているでしょうか。発表では、時間管理のマトリクスを用いた考え方が紹介されました。業務を「緊急度」と「重要度」の2軸で分類し、特に「緊急ではないが重要なこと」に時間を確保することが大切だと強調されました。例えば、患者さんとの信頼関係を築くこと、看護スキルの向上、チームのコミュニケーションの強化などがこれに当たります。こうした第2領域の活動に意識的に時間を割くことで、突発的な問題を減らし、より充実した仕事ができるようになります。

特に医療の現場では、どうしても緊急対応に追われがちですが、それだけにとどまらず、将来のために計画的に時間を使うことが求められます。そのためには、やらないことを決めることも重要です。例えば、優先度の低い業務を見直し、効率的な方法を導入することで、限られた時間をより有効に活用できます。

この発表を受け、私たちも日々の業務の中で「本当に大切なことは何か」を考えながら行動することの大切さを再認識しました。最優先事項を意識し、効果的な時間の使い方を実践することで、患者さんにより良い医療を提供し、チーム全体の成長につなげていきたいと思います。

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