2025.05.20 「本当に大切な目標や理想の姿」

クリニックの朝礼では、日々の気づきや学びを共有する一環として「7つの習慣」からの実践的な内容が紹介されています。今回は「第2の習慣:終わりを思い描くことから始める」についての内容が取り上げられました。この習慣では、目の前の仕事に取り組む前に、最終的にどんな姿を目指しているのか、どんな価値観を大切にしたいのかを明確にすることが重要であるとされています。

本当に大切な目標や理想の姿が明確になることで、日々の業務に対しても迷いなく取り組むことができ、意味を感じながら行動できるようになります。ただの作業に見えることでも、「何のためにしているのか」「最終的にどうなりたいのか」という視点があることで、やる気や充実感が生まれ、日々の積み重ねがより価値あるものへと変わっていきます。

日々の忙しさの中では、つい目の前の業務に流されがちですが、立ち止まって「自分は今、どこに向かっているのか」を見つめ直す時間はとても大切です。自分の価値観に基づいた選択を意識することは、ブレない行動の軸を持つことにつながり、結果として自信を持って前に進む力になります。

医療の現場においても、この考え方は非常に有効です。一人ひとりの行動が患者様の安心と未来につながっているという意識を持つことで、より質の高いサービスとチーム連携が生まれます。「終わりを思い描くことから始める」という習慣は、単なる個人の内省にとどまらず、組織全体の方向性やビジョン共有にも通じる考え方です。

これからもこの習慣を日々意識しながら、目指す未来に向けて着実に歩みを進めていけるよう取り組んでいきたいと思います。

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