2025.04.14 「まず理解に徹することで信頼が生まれる」
本日の朝礼では、「7つの習慣」の第5の習慣である「まず理解に徹し、そして理解される」をテーマに、看護師より素晴らしい発表がありました。この習慣が教えてくれるのは、良い人間関係や信頼関係を築くためには、まず相手を深く理解する姿勢が必要だということです。

日々、患者様と接する私たちにとって、この考え方はとても大切です。例えば、皮膚のかゆみという一見単純な症状であっても、「夜眠れない」「人目が気になる」といった患者様の生活や感情に関わる悩みを丁寧に聞き取ることが求められます。そうした声に心を込めて耳を傾けることで、患者様は「この人に話してよかった」と感じ、信頼関係が生まれ、治療にも前向きに取り組んでいただけるようになります。
また、スタッフ同士のコミュニケーションにおいても、この習慣は非常に有効です。自分の意見を主張する前に、まず相手の立場や背景を理解しようとする姿勢があれば、誤解や衝突を避け、円滑な連携が実現します。単に耳で聞くだけでなく、心で聴くということ。それが結果的に、自分自身の思いも伝わりやすくなる大きな力になるのです。
今日はぜひ、患者様との対話やスタッフ間のやりとりの中で、「まず理解に徹する」ことを意識してみてください。きっと、その小さな意識が信頼を深め、より良い医療・職場環境へとつながっていくはずです。