2025.04.02 「主体的な姿勢が職場に広がること」

日々の業務の中で、忙しさや変化に翻弄され、つい「仕方がない」と思ってしまうことはありませんか?そんな時こそ、私たちが大切にしたいのが「主体性」です。これはスティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』の第一の習慣であり、自分の人生や行動に責任を持ち、自らの選択によって前に進む力を意味します。

「時間がないからできない」と考えるのではなく、「どうすればこの時間の中でできるか?」と考える姿勢が主体性のある行動です。看護の現場でも、突発的な対応が求められる場面が多くあります。そのような状況下で、「これは想定外だから無理」と受け身になるのではなく、「自分にできる最善は何か」と考えて行動することが、結果的に患者さんの安心と満足につながります。

また、主体性を持つ人は、外部からの刺激に単に反応するのではなく、自分の価値観に基づいて選択することを大切にします。例えば、急な変更が生じたとき、感情的に反応するのではなく、落ち着いて状況を受け止め、前向きに対応する姿勢がチームに良い影響を与えます。

このような主体的な姿勢が職場に広がることで、仕事の質は向上し、チームワークも自然と強くなります。日々の小さな選択が、組織全体の風土を作っていくのです。今日も「自分の選択を大切にし、主体的に行動する」ことを意識して、私たちのミッションに向かって前進していきましょう。

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