2025.02.02 「内面的な成功」

私たちは日々、仕事やプライベートで成功を目指しています。しかし、「成功」には二つの種類があることをご存じでしょうか?一つは、仕事で成果を上げたり収入が増えたりする「表面的な成功」。もう一つは、信頼される人間になることや人との関係を大切にする「内面的な成功」です。長期的に見たとき、真に充実した人生を送るためには、後者の「人格的な成功」が欠かせません。

スティーブ・R・コヴィーの「7つの習慣」では、成功の土台は人格の成長にあると説かれています。人格とは、正直さや誠実さ、思いやりや責任感など、人としての在り方そのもの。たとえば、信頼できる人には周囲が自然と協力し、誠実な人には多くの相談が寄せられます。このように、人格を磨くことで仕事の成果にもつながります。

では、私たちはどのように人格を育てていけばよいのでしょうか?すぐに実践できる行動として、約束を守ること、相手の立場で考えること、感謝の気持ちを持つことが挙げられます。小さな約束を守ることが信頼につながり、相手の気持ちを理解することで良好な関係が築けます。そして、「ありがとう」を言葉にすることが、より良い環境を生み出します。

成功とは結果ではなく、その根底にある人格の成長によって生み出されるもの。日々の業務を通じて自らを磨き、良い人間関係を築くことが、より良い職場環境と質の高いサービスにつながります。今日から意識して取り組んでみませんか?

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