2025.01.13 「自分の言動や思考を自分でコントロール」

『7つの習慣』で提唱される「主体的に行動する」とは、自分の言動や思考を自分でコントロールし、積極的に環境や状況に働きかけることを指します。私たちが直面する課題や困難を他者や外部環境のせいにするのではなく、「自分にできることは何か?」を考え、行動する姿勢が求められます。

日々の業務で使える「主体的な言葉」とは?

今回の発表では、主体的な行動を促す言葉遣いの例が紹介されました。具体的には以下のようなものです。
1. 「できない」ではなく「どうしたらできるか」
 例: 予約が重なり調整が難しい場合、「無理だ」と諦めるのではなく、「どうすれば患者様に最善の対応ができるか?」と考え、具体的な提案を行う。
2. 「これは私の仕事じゃない」ではなく「どう貢献できるか」
 例: 自分の担当外の業務が発生した場合、「できません」と断るのではなく、「どの部分でサポートできるか?」を考え、チーム全体の力を引き出す。
3. 「忙しいから無理」ではなく「忙しいけれどやってみよう」
 例: 難しい患者様の問い合わせがあったとき、「時間がない」と断るのではなく、少しの調整で対応できる方法を見つける。

主体的な行動を業務にどう活かす?

発表では、日常業務における具体的な実践例も挙げられました。
1. 業務改善会議で積極的な提案を行う
 課題をただ挙げるだけでなく、「こうすれば解決できるのでは?」という具体的なアイデアを共有。
2. ポジティブなコミュニケーションを心掛ける
 患者様やスタッフとの会話で、否定的な言葉ではなく、「調整します」「確認します」といった前向きな言葉を使用。
3. 自己成長に責任を持つ
 スキルや知識が足りないと感じたときに環境のせいにするのではなく、「この機会に学ぼう」と主体的に行動する。

主体性がもたらす影響とは?

主体的な行動は、自分自身の状況をコントロールする力を生み出すだけでなく、以下のようなポジティブな影響をもたらします。
• 患者様への対応の質向上
 主体的な姿勢は、患者様の満足度や信頼感の向上につながります。
• チームの雰囲気改善
 前向きな言葉と行動が周囲に伝播し、職場全体の雰囲気をより良くします。

【まとめ】
主体的に行動することは、単に前向きな言葉を使うだけではありません。日々の業務や人間関係をより良い方向へ導くための意識と実践です。今日からぜひ「どうしたらできるか」「どう貢献できるか」を意識してみてください。あなたの主体性が、チーム全体をより良い方向に導く大きな力となるはずです。

次回も『7つの習慣』の新しい習慣についてご紹介していきます。ぜひお楽しみに!

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