2025.01.08 「自らの選択を通じて前向きに問題を解決」
今回の朝礼では、スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』から第一の習慣である「選択を意識して行動する」について共有しました。この習慣は、自分の反応や行動を意識的に選び取る力を養うことを目指しています。日々の忙しい業務や予期せぬトラブルに直面したときに感情に流されず、自らの選択を通じて前向きに問題を解決する方法を学びました。具体例や実践ポイントを取り入れた内容は、クリニック業務だけでなく、日常生活でも役立つ考え方です。

「自分の反応を選べる力」を意識したことはありますか?
日々の仕事や生活の中で、私たちは予期せぬトラブルやストレスに直面することがあります。その中で重要なのは、「どう対応するかは自分次第」という考え方です。この視点を教えてくれるのが、『7つの習慣』の第一の習慣「選択を意識して行動する」です。
今回の朝礼では、この習慣を日常業務に活かすための具体例とポイントを共有しました。
- 「選択を意識して行動する」とは?
この習慣の中心となるのは、どんな状況でも「自分の反応を選ぶ自由」を持っているという考え方です。仕事や生活の出来事そのものを変えるのは難しいですが、それにどう対応するかは自分で選ぶことができます。
例えば、次のような場面があります。
• 患者様への対応
予約がいっぱいで待ち時間が長くなる場合、忙しいから仕方ないと考えるのではなく、丁寧な説明やお詫びの言葉を添えることで、患者様の不安を和らげることができます。
• チーム内でのミスへの対応
業務中にミスが発生した場合、責任を押し付けるのではなく「この状況で自分に何ができるか」を考える姿勢が大切です。積極的なフォローがチームの信頼を高めます。
- 実践のための3つのポイント
この習慣を実践するために、以下の3つのポイントを共有しました。- 冷静になるための間を作る
怒りや焦りといった感情に流される前に深呼吸や数秒の間を取り、冷静な判断を行います。 - 目標を振り返る
自分たちが患者様に提供したい価値や目標を振り返り、今の行動がそれに合っているかを考えます。 - 前向きな言葉を選ぶ
「忙しい」ではなく「優先順位をつけよう」など、建設的な言葉遣いに意識を向けます。
- 冷静になるための間を作る
- 日常に応用することで得られるメリット
この習慣を取り入れることで、仕事の効率が上がるだけでなく、チーム全体の信頼感が高まり、患者様の満足度向上にもつながります。また、個人としても冷静で前向きな対応が身につき、成長する機会を増やすことができます。
『7つの習慣』第一の習慣「選択を意識して行動する」は、忙しい日常の中でこそ重要なスキルです。自分の行動や言葉を意識的に選ぶことで、より良い結果を生み出すことができます。日々の業務や生活の中で、この考え方を取り入れてみませんか?